柔らかくボールに触る
- サッカースクール regla
- 2022年11月22日
- 読了時間: 5分
本日は、三年生の選手が体験参加に来てくれました!😆
また、大人のフットサルで知り合った方もどんな練習をしているのか見に来てくださり、子供たちと一緒に楽しそうに参加してくださいました!
さて、本日からは前回お話した通り、自主練習の習慣をつけることをテーマにしつつ、止める・蹴るの基礎技術を徹底して向上させる予定です。
とはいえ、初参加の三年生もいるので、まずはこれまで同様にボールタッチから。
細かく触れるようになってきたので、今後は柔らかいボールタッチや激しい動きの中でもボールをコントロールする技術、そしてより速い速度でドリブルやフェイントを行えるように、そろそろこれもレベルアップしてよさそうな時期です!
柔らかいボールタッチとは、ボールが足から離れる距離をより小さくする触り方のことです。そして激しい動きの中でとは、相手と体をぶつけて競り合いながら僅かな隙間を抜ける技術であり、より速い速度でのプレーは、そのままサッカーの上手さに直結します。
ただ、最初から最速でのドリブルを狙うとボールが足から離れたり、咄嗟の瞬間に止まるなどの応用が利かないので、それは来年に入ってからになりそうです。
そして、ボールを上手く蹴るためにはボールにミートする感覚、ボールを止めるためには柔らかいタッチができないといけないので、今日はそれを目的とした、今後アップとして取り入れたい練習を行いました。
2人組で片方がボールを足元に投げ、もう片方がボールを蹴って相手の胸元に返すという昔からある練習方法なのですが、これを上手に行うためには、相手の胸元へ帰すために動いているボールの中心をとらえる技術が必要になります。
さらに、ボールを強くはじくと相手に強いボールが飛んで行ってキャッチできなくなってしまうため、柔らかく勢いを殺しながらボールを返さなければなりません。
やったことのある選手も、まだやったことのない選手もいる練習でしたが、やはり慣れている高学年は素早く丁寧に回数を重ねられていました!😄
そして次に、2人で向かい合っての対面パス。練習場が室内で地面が平らなため、屋外と違ってほんのわずかなイレギュラーも起こりようがありません。
この状態でパスやトラップがバウンドすることは、イコールでそのまま自分の技術レベルを表しています。
選手たちには向かい合ってのインサイドパス、インサイドトラップをしてもらいましたが、やはりパススピードが足りていなかったり、蹴るまでのモーションが大きくて時間がかかったりと、最低限の基本は出来ても高いレベルに向かうための+αまでは手が届いていない様子でした。
なので、まずは小さなモーションでより強く、早いパスを蹴るために、蹴り足に体重を乗せてボールを捉えるという技術について伝えました!
軸足に体重を乗せて足を振るイメージでボールを蹴ることは、もちろん最も基本的な蹴り方ではあるのですが、やはり体重が乗せられない分、どうしても力が伝わりにくいです。
軸足で地面を蹴って体ごと前に進みながら、蹴り足で着地をするために体重を乗せている最中にボールを蹴ることができると、足を後ろへ振りかぶらなくとも強くて速いパスを蹴ることができるので、ディフェンスがいてもタイミングを読ませずにパスを出せます!
ただ、選手たちはまだこの感覚を掴めていないようで、重心がぶれたり上半身が丸まってしまったりと、バランスが崩れた状態でボールを蹴ろうとしていたので、上手くボールをコントロールできていませんでした😵
本日はあくまでさわりということで、この体重を乗せる感覚を掴むための具体的な練習には取り組んでいないのですが、この感覚が分かるとインステップキックにも体重が乗せられるので、パスだけでなくシュートの強化にもつながります!
また、並行して相手がいてもパスを出すための『ずらして蹴る』という動作についても練習しました! ボールを横に転がし、転がした足を軸足にして一歩でパスを出す技術なのですが、これができると相手がいても細いパスコースにボールを通すことができます!
もっとも、どちらの技術もまだ本格的には練習していないので、あくまでさわり程度。
来週からはリフティングを目安に自主練習の習慣をつけ、スクールでのボールタッチのレベルも一段上げ、さらに本格的に止める・蹴るに入ろうかなと思っています!
年末年始も挟まるので、自主練習の習慣をつけて、年明けにリフティングがどの程度上手くなれるか…楽しみです!
最後の試合では、やはり小指でボールをずらして相手を抜くという部分を徹底的に練習したので、緩急を使って積極的に仕掛ける姿勢が目立ちました!
三年生の選手も技術はあるのですが、体格やスピードなど、初めて当たる高学年の気迫に少し押され気味💦
ただ、少ししたら慣れてきたのか、簡単にパスに逃げずに体をぶつけて何度も挑戦する姿を見せてくれたので、彼が入会してくれれば慣れるのも早いでしょう!
さらに、タイミングをずらして緩急で抜くという技術が自然と身についているため、飛び入り参加してくださった知り合いの大人の方も、選手にタイミングをずらされてやられる場面が何度かありました!
もちろん、子供を相手に手加減してくれている部分はあったと思いますが、それでも「これなら抜かれていいか」と思えるくらいには相手の逆をつけている証拠!
さらに、練習中から何度もシザースに挑戦し、最後の練習終わりに完璧なシザースからのシュートを決めた選手は、試合中にもシザースを使うなど、自主的に素晴らしい取り組みをしてくれていました!
また、年末には蹴りおさめとしてゲームオンリーのゲームデーを作りたいなと考えています。その時に向けて、リフティングの技"地球一周"誰が最初にできるか競いましょう!

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