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さらなる向上のために必要なこと

  • 執筆者の写真: サッカースクール regla
    サッカースクール regla
  • 2022年12月13日
  • 読了時間: 5分

 本日は、ひさしぶりにケガから復帰する選手や他チームから参加してくれる選手もいて、懐かしい顔ぶれでの練習となりました!

 前回、選手たちにあえて何も言わずにチャレンジしてもらった狭いコートでの試合。

 今日は、あの試合の目的と、なぜそれが必要なのかの答え合わせをしたいと思います。


 選手たちの基礎レベルが上がったため、ここ最近取り組んでいる、顔を上げてのドリブルやボールタッチ、止める・蹴る技術の徹底。

 もちろん、その狙いはさらなる個人技術の向上なのですが、ただ単にサッカーを楽しみ、試合をするだけなら、もう十分な技術力を選手たちは持っています。

 では、なぜこれ以上のレベルに押し上げる必要があるのか?


 それは、試合のスピードを上げるためです!


 よく、練習で活躍しているのに試合では存在感がなかったり、普段できているはずのことが試合で急にできなくなる選手がいませんか?

 その大きな理由の一つが、判断の遅さです。

 そういった選手の多くは、ボールを止めてから次のプレーを考えるため、味方の素晴らしい動きを無駄にしてしまったり、相手の寄せに気付かず焦ってミスをしてしまうのです。

 これが、練習中の相手がいない状態でのボールタッチや、相手が必ず来ると分かっている1対1の練習では、焦る要素がないため素晴らしいプレーを見せてくれます。

 だから、選手や親御さんは、ただ単にその日の調子が悪いだけだとスルーしてしまい、その根本的な原因に気付かず、選手の成長が遅れてしまうことが多いです。

 準備が悪く、判断ミスが多いため、その場その場でとっさに対応するしかなくなり、完全に準備をしてからボールを奪いに来ている相手に後手後手に回ってしまう。

 これこそが、普段しないはずのミスが頻発する原因です。


 

 それを改善するためには、良い準備をして判断を早くするしかありません!

 例えば、首を振って周りを見て、ボールをもらったらどうプレーするかを先に考えておけば、トラップするのかダイレクトで仲間に渡すのか、トラップするにしてもどこにボールを止めるのか、ボールを止めたあとドリブル、パス、シュートのどれを狙うのか。

 すべて準備した上でプレーすれば、練習でできていることなら上手くいくはずです!


 そして、良い準備をして正確な判断を下すためにも、基礎技術の徹底が必要なのです!


 これまでは、細かいボールタッチや一対一の駆け引きなど、咄嗟の状況に対応してボールを奪われずに相手を抜く力を鍛えてきました。

 その結果として、ドリブル突破や複数人に囲まれてのボールキープなど、個々人の素晴らしい活躍が見られるようにはなりましたが、反面、ボールを持ちすぎて個人プレーにこだわってしまう場面も多くありました。

 これは、当初の目的である"各選手が自分の思うようにプレーしてサッカーを楽しむ"という面では効果的ですが、もう一つの楽しみである"仲間と連携してチーム勝利を目指す"という楽しみには繋がりません。


 両方の楽しみを知り、二通りの選択肢を持った上で、最後には自分で判断してプレーできることこそが、サッカーの楽しみです!

 それを知ってもらうために、前回に引き続き今日も、狭いコートでの試合を行いました!

 狭いコートでの試合は相手との距離が近く、ドリブル突破するための十分なスペースもないため、ボールを止めてから判断していてはプレッシャーに負けてしまいます。

 もちろん、基礎技術はあるので簡単にボールを奪われはしませんが、それは奪われないだけで、打開策を見つけられずに簡単に隅に追いやられてボールを失ってしまいます。

 選手たちがプレーの難しさを体感したところで、一度試合を止め、そこで初めて選手たちに、その試合の目的と改善方法を伝えました!


 ボールが来てからではなく、ボールが来る前に考えてからボールを要求する

 言葉にすれば簡単ですが、実際にやるのは難しいです。

 ただ、この効果の素晴らしさは選手たちが一番体感したはずです!

 途中から、僕も負けているチームに入ってプレーしたのですが、やったことはキーパーの位置に入り、サイドの選手が囲まれそうになったらパスを要求してダイレクトで逆サイドの選手に渡すという、ただそれだけです。

 しかし、たった一人の選手が止めて考える時間を無くしただけで、それまで簡単に囲まれて打開策を見つけられなかった側のチームが、面白いようにスペースを見つけてパスを通したり、シュートを狙ったり、それを防ぐために飛び込んできた相手をかわしたりと、一気にゲームのスピードが上がりました!


 中には、慣れてきたのか相手が来るのを見てダイレクトシュートやダイレクトパスを狙ったり、トラップしてから相手をかわすのではなく、トラップで相手の逆を突いてかわしてシュートする等、良い準備ができていなければ生まれないプレーも見られるように!


 最後には大きなコートで試合をしましたが、そこでもやはり、一人で複数人を抜くドリブル突破は少しずつ防がれて潰されるようになっていました。

 その分、相手を引き付けてパスをしたり、ダイレクトプレーが出た時にはディフェンスが間に合わずにフリーでシュートを打てたり、二人目を気にせずに得意の1対1の勝負に持ち込めたりと、毎回チャンスが生まれていました!

 少しずつ効果的なパスの使い方を知り、自然と選手がパスを使うようになると、ゲームスピードが上がり一段、サッカーのレベルが上がります。

 そして、これを実行するために関節視野を広げたり、顔を上げてドリブルをしたり、止める・蹴るの技術向上を狙ってきたわけです!


 今日は少しだけ、選手たちのレベルアップの片鱗が見られました。

 練習後、時間ギリギリまで残って練習したいという選手が4名もいて、上達のために必要な素晴らしい気持ちと環境が整ってきたと思いました!


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