どんなに技術があっても
- サッカースクール regla
- 2022年12月9日
- 読了時間: 6分
本日は、最多タイとなる18名の選手が練習に参加してくれました!
縁のあるチームからも新たに2名の選手が体験にきてくれて、3年生や他クラブに所属する選手の参加も増え、レベルの高い練習や試合が行えました!
さて、このスクールの目的は、選手の上達速度を早めるために必要な力を伸ばし、選手が努力を楽しめるようにすることで、結果的に個人技術を徹底的に向上させることです! そのためには、選手たちが自分でボールに触る習慣を作らなければなりません。
今日は、練習開始前から自主的にリフティングをする選手がいたり、集まった仲間とパスや鳥かごをする選手もいて、自主的にボールを触る機会が増えたように感じました!😄
彼らを手本にして、まだそこまでボールに触ることが習慣づいていない選手たちにも自主練習を広めることは、今後の狙いにしようと思います!
今日の練習は、前回行った『関節視野と素早いドリブル』を意識したものが中心でした。
いつも通りの体を動かす練習とミート力、リフティング、トラップの練習を行い、まずは細かいボールタッチから。
選手たちの技術向上によって、かなり速いペースで、高い密度での練習を行えるようになったことは、前回お話しました。
おかげで、選手たちの待ち時間が短くなり、集中力が途切れる機会そのものを無くしながら、より多種多様なボールタッチに取り組めるようになりました!😁
例えば、軸足の裏を通す技や、下がりながらのダブルタッチなどは、実践する機会が多くても技術的にこれまでは取り組めていなかった内容です。
それも、少し見せてポイントだけ伝えれば、1年生や年長さん、サッカー未経験の選手までがすぐに理解して実践しようとしてくれるのは、見て真似をする力の向上を感じました!
まだ細かいポイントでのミスがあるので、徐々に技のレベルを上げていく予定ではありますが、真似をする力を高めるために、あえて初見では混乱しやすい高難度の技に挑戦する機会を設けてもいいのかな、とも思えました!😆
そして、給水してからは素早いドリブルの練習。
ここの準備、切り替えも素早くなり、走って水を飲んですぐに並ぶ選手が増え、それに釣られて全体のスピード感が増しました!
準備の早い選手に練習スピードを合わせられるようになり、技術練習のレベルも上の選手に合わせて行えるため、まだ技術の足りない選手たちが底上げされやすい環境です!😆
関節視野を意識しながら一歩ごとに細かくボールに触り、親指と小指、蹴り足リードと軸足リード、大股でスピードを上げるドリブルと足の回転数を上げるドリブルを、すべて反対側から他の選手が走ってくる状態で行いました!
狙いは、ミスを減らすことと判断力を向上させることです。
サッカーをする上で、一番重要な要素は"スピード"です。
高いレベルでサッカーをしようとすれば、止める、蹴る、運ぶの技術があることは最低条件となり、それをどれだけ速く行えるか――足の速さ、パスの速さ、ドリブルの速さ――こそが、サッカーが上手いか下手かの違いになります。
ただ、身体能力的な速さには、身長や筋力的にも限界がありますし、これから成長期を迎える子供たちにとっては、これらの要素は今後いくらでも伸ばせるチャンスがあります。
まず鍛えるべきは、今できる最大速度でプレーしながら、ミスを無くすこと。
そして、判断の早さを向上させることです!
この練習では、反対側から走ってくる選手たちを避けるには、関節視野を使って空いているスペースを見つけ、どこを通るかを判断する必要があります。
そして、ミスなくそこを通るボールコントロールと、予想外の事態に対処できるボールタッチの技術、ボールと一緒に進むドリブル感覚が必要となります。
その上で、仲間より先にゴールへたどり着くには、速さを求めるしかありません。
つまり、これまで取り組んできた要素と、これから取り組む要素がすべて含まれた、シンプルに見えてとても効率的な練習なのです!😁
今日は、さらにそれをレベルアップし、前方と左右の3方向から選手たちが入り混じるような状況下でのドリブルにも取り組みました!
いつ、どこでだれがどんなミスをするか分からないため、どんなに技術のある選手でもミスに巻き込まれて自分もミスをする可能性があり、気を抜くことができません。
たとえ仲間がミスをしても、そのミスをかわせなければ自分の実力不足です。
制限時間内に全員がミスなくゴールまでたどり着けるようになることが最大の目標ですが、かなりレベルの高い要求かもしれませんね😅
選手たちが素早く練習に取り組んでくれたため、今日は最後のゲームの時間も少し長めに取りました!
咄嗟に相手を避けるボールタッチの技術が向上し、親指小指を使い分けて狭いところをスルスルと抜いていく選手や、関節視野を活かして広いスペースを見つけてそちらに向かう選手など、各選手の特徴がだんだんと出てきました!
ただ、技術的にものすごく上手い選手が全員抜いてシュートを決めるというシーン。
最初の頃はそれなりに見受けられたのですが、全員が積極的にボールを奪いに行けるようになったため、一人二人はかわせても、三人目や四人目で詰まって止められてしまい、囲まれてボールを奪われるというシーンばかりになりました!
これは、選手が悪いわけではありません。
チーム練習ではなくスクール練習なのだから、積極的にドリブルを狙いなと声をかけ続けてきたのは、他ならぬ僕自身です。
そして、僕はこれを良い傾向だと考えています。
狭いコートで、相手との距離も近く、プレッシャーを受けやすい環境。どんなに高学年で身体能力があって技術があっても、チームで奪いに来られると低学年の選手が相手でも囲まれてしまい、自分一人ではどうしようもなくなる。
これは、次のステップである判断力を鍛える上で非常に恵まれた環境です。
パスをするべきなのか、ドリブルを狙っても良いのか。トラップはどこに、どの向きで、どの距離でボールを置くのが良いのか。ドリブルはどこに、どのスピードで向かい、相手を見て判断を変えなければなりません。パスはどこに味方がいて、どこにパスを出せばチャンスになり、どの足にどの程度のスピードで出すのが良いのか。
どこかで判断を間違え、ワンミスして時間をかけてしまえば、囲まれて同じ状態になってしまいます。
この状態を脱するためには、完璧な判断を完璧に実行し、それを自分だけでなくチームが行えなければ綺麗に崩すことはできません。
まさに、高いレベルが要求させる状態ができ始めていると感じています。
ちなみに、練習後残ってボールを蹴っている選手が4名ほどいました。 お迎えのお母さんたちは困り顔でしたが、自分たちで1対1をしたり、リフティングをしたり、PKをしたりと、とても楽しそうにしてくれていました! これからが楽しみな学年ですね!







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