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厳しい守備

  • 執筆者の写真: サッカースクール regla
    サッカースクール regla
  • 2022年8月16日
  • 読了時間: 5分

 本日は、まだコロナでお休みの選手もいましたが、逆にコロナから復帰した選手が合流し、少し人数が回復した状態で練習できました!

 中には、僕より早く到着していた選手もいて、聞いてみたらボールを蹴ろうと思って一時間前(!)😲から待っていたんだとか!

 少し早すぎますが、やる気が溢れていて素晴らしいメンタリティですね😁


 本日より、少しずつ練習前と練習後の準備、片付けを手伝ってもらうようにしました。

 高学年、中学生に向けて自分で準備をするという習慣を身に着け、自分のことが終わったらおしまいではなく、まだ終わっていないことを自分で見つけて自分から手伝えるようになってほしいからです。

 サッカーの練習も大事ですが、自分にできることを探す力や積極的に動く精神は、サッカー以外のあらゆるものに通じる力です。

 もちろん、サッカーがうまい選手は日常生活からしっかりしているものでもあります。


 さて、だんだんと頭を使う練習にも慣れてきたのか、毎回少しずつレベルを上げているのですが、数回もやればコツを掴める選手が増えてきました。

 自分たちで声をかけてリズムを合わせたり、相手が取りやすいボールを投げるだけでなく、取りづらいボールにも咄嗟に反応して仲間のミスをカバーできている場面が目立つようになっています。

 切り替えの意識も少しずつやろうとしてくれていて、集合が遅い選手に声をかけたり、自分が遅れていることに気付くと慌てて追いつこうとしていました。


 常に動きながらパスを回し続けるという練習でも、仲間の動きに合わせてスペースを空けたり、なかなかボールが回ってこない場面では棒立ちでいることに不安を覚え、空いている場所を探して走りこんだり、声をかけてコミュニケーションをとるなど、少しでも仲間のために自分ができることを探そうとしています


 子供の成長は早いと言いますが、これだけ進化して高いレベルでの練習ができるようになるとは、正直驚きました!


 ただ、頭を使う練習に慣れてきても、正しい判断をするための情報が少なくては、意味がありません。

 たしかに、首を振ってのパス回しなども、同時に二つのことをやる力が身についてきているため、声をかければ簡単にやってくれます。

 しかし、首を振ることは意識していないとすぐに抜け落ちてしまうものです。

 今日も試合後、首を振ることを意識できたか聞いてみると、ほとんどの選手が「あっ、忘れてた」という反応でした。

 こればっかりは癖になるまで言い続けるしかないので、どれだけ僕が徹底して声をかけ続けられるかが、選手たちの首振りに繋がると考えています。


 ということで、頭を使うことと切り替えの意識に早くも改善が見られたため、少し早いですが、その二つのテーマと平行して、来月に向けて厳しい守備の意識を徹底するようにしました。

 分かりやすくグリッドを作り、2対2の攻撃と守備に分かれます。

 攻撃は守備の選手を振り切ってボールをもらうことを目標に、パスやリターン、ドリブルを使ってシュートまで持っていく。

 守備は攻撃の選手にパスが出ても、必ずその瞬間には同じグリッド内にいることを徹底するというシンプルなルールです。


 攻撃の選手には、あえて何も告げません。

 実際には、相手を振り切る動きだけでなく、味方のためにスペースを作る動きや、仲間が作ってくれたスペースを見つけて走りこむ技術、パスをいつ、どこに要求するかの判断能力、パサーから見てパスコースがあるかどうかなど、様々な工夫が求められます。

 ですが、首を振って考える練習を続けてきた成果か、まだ粗削りではありますが、明確に囮となってスペースを作り出す動きが自然と多く見られ、ありがちなその場で足元にボールを要求し、パスが出てこないのに動かないという場面はまったくありません


 これは素晴らしい成果なのですが、いかんせん、やはり守備の意識がまだまだ甘い。

 簡単に裏を取られて振り切られるようでは、攻撃の練習になりませんし、本番でも失点し続けて試合にならないでしょう。

 なので、実際に選手たちを相手に本気の守備をして見せました。

 あえて、ユニフォームを引っ張る、後ろから体を押す、腕で押さえて裏に抜けさせないなどの、荒っぽくフィジカルが求められる守備を選手たちにぶつけます。

 当然、選手の中には「ファールじゃん」という声もありましたが、「じゃあ、裏に抜けられて失点するのとどっちがいい?」と聞くと、はっとした顔。


 ファールをしろと言っているわけではありません。

 ただ、ファールをしてでも点を奪わせない、裏を取らせないという厳しさが守備には求められます。

 誰か一人が甘えた瞬間、味方がそのカバーをしなければならず、後手後手に回って簡単に数的有利を作られてしまうからです。

 守備の技術や組織的な守備云々の前に、一対一の守備を甘く考えている選手が多かったので、あえて厳しい姿勢で厳しい声を掛けました。


 すると、打って変わって相手に食らいつこうとする選手が増え、マークにつかれているため、パスを出すに出せないことが一気に増えました。

 中にはパスを出せないまま時間切れになる場面もあり、まずはこの姿勢を身につけさせ、その上で来月、守備の細かい技術などの練習には入れたらと考えています。


 最後に、4対4や3対3のミニゲーム。

 あえて広いコートで、どこからでもシュートをして良いというルールにします。

 キーパーがボールを転がし、そのままシュートを狙うというのはボールを蹴るだけの大味なサッカーになりがちなのですが、あえてそうした理由は、切り替えを徹底してほしいからです。


 シュートを打っても、点を決めても、切り替えが遅かった瞬間にカウンターであっさりと点を取り返される。

 そんな場面が何度も続けば、嫌でも切り替えを意識するようになります。

 仲間がシュートを打って外した瞬間に守備に戻れば、カウンターのロングシュートなんて簡単に止められます。

 その分、ハードワークが求められるので、最後は選手たちもへとへとになって、一対一の守備も軽くなってしまいましたが、それでも切り替えの意識だけは徹底させます。

 へとへとになるほどのハードワークがなければ、厳しい守備は実現しません。

 とはいえ、来月への前準備ということを考えれば、十分すぎるほどの成果を得られたのかなと思います!


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