咄嗟の判断
- サッカースクール regla
- 2022年8月9日
- 読了時間: 4分
本日は、ひさしぶりに少人数での練習となりました。
旅行でお休みするのはいいのですが、コロナ関連でお休みになる子が増えているのが心配なところ……。
無理せず安静にして、また元気な選手たちの姿を見られる日が待ち遠しいです。
まずは前回と同じく頭を使う練習から始めたのですが、こっそり練習してきた選手もいたようで、二つのボールを落とさずに交互に投げる技は、前回より格段に安定していました!
二人組で三つのボールを落とさない技もクリアできましたが、四人で五つのボールを落とさないように投げるレベルまで行くと、ボールが来る前に投げてしまう選手や、相手が取りづらいところにボールを投げてしまい続かない場面などが増え、上手くいきません。
二人組で二個のボールを交互にパスしあう練習や、四人で五つのボールをパスしあう練習もしてみましたが、やはり見当違いのところへパスしてしまったり、簡単なトラップが大きくなってしまったり、相手が取りづらい速くて浮いたパスをしてしまうなど、ミスが目立ちます。
一見すると単に基礎技術が足りないように思えますが、それだけがすべての原因という訳ではありません。
例えば、二人一組で対面パスをさせてみると、選手たちの意識は悪くないどころか、むしろ浮かずに丁寧で速いパスを心掛けています。
もちろん、選手たちは自分で考えた高いレベルでのパス、トラップに挑戦するため、ミスをする場面もありますが、決してトラップやパスの技術は低くありません。
しかし、気になるのは相手のパスが横にずれた時の対処。それまで素晴らしいトラップをしていたはずの選手が、一歩外側にボールが来ただけで、姿勢が崩れ狙った位置にボールを止めることができなくなっていました。
これは、基礎技術の不足もありますが、反射的に体が動くレベルにまで動作が染みついていなかったり、咄嗟の判断力に欠け、動き出しが遅れることが主な原因です。
せっかくトラップやパスをできる技術があるのに、少し状況が変わるだけで、慌てて雑なプレーになってしまっては意味がありません。
試合などで相手がいると普段の力が出せないという選手に多いパターンです。
解決方法は、とにかく判断力を鍛えることと、わざわざ判断する必要もないような場面、動作は考えずに動けるようになるまで反復練習をすること。
反復練習は単に壁当てをするだけでもよく、上手くなりたい選手が自分でやれば良いというものなので、とにかく判断力を鍛えるために、選手たちが混乱しやすい状況をあえて作りに行きます。
グリッドを四つ作り、各グリッドに選手が入ったら、四人一組で鬼に取られないようにパス回しをする、単なる鳥かごの練習。
ただし、一つだけルールを付けます。パスをした選手は、必ず別の場所に動くこと。
パスをした選手が自分のグリッドに来た場合、それを見て空いている場所に動かないと、パスコースが無くなってしまいます。
ただし、自分が移動している間に次の選手が走りこんできたり、自分にパスが来たりするので、最終的には常に動き回りながら仲間の動きを見て空いている場所を探し、移動しながらボールの位置を確かめ、鬼を見ながらトラップ、パスをする必要があります。
前回から引き続き素早い切り替えの意識も求められますし、選手たちも混乱しつつ、懸命に上手くパスを回そうと動き回ります。
その練習の中で多く聞こえてきたのが「隣が開いてるから移動してよ」「こっち埋まってるって」という、仲間に何かを要求する声。
もちろん、どうしてほしいかを伝える力は大事なのですが、どう考えても、自分の意見を相手に伝えて移動してもらうより、相手の違った動きに合わせて自分が動いて修正する方が早いです。
これも咄嗟の判断ができないため、自分が右に行ったら相手は左へ行くというイメージをで動いた場合に、もし相手が間違えて右に来てもイメージを修正することができないためです。
少しでも自分にできることはないか、仲間が上手くできていないなら、それをカバーするために自分がどういう工夫をすればよいか。
咄嗟に判断できるようになれば、仲間を責める声というのは自然と減っていきます。
なにより、チームメイトは仲間でもありますが、同時にライバルでもあります。
常に自分にできることはないかということを探し続けられる、上達に貪欲な選手へと育ててあげたいと思いました!
本日は人数も少なく、密度の高い練習をしたため、最後に簡単な一対一のゲームをして練習終了。
練習後も残ってリフティングをしている選手など、本当はずっとやらせてあげたいのですが、時間も時間なため解散。
少しずつ上達意識がついてきたようで、次回は誰が何を練習してくるのか、楽しみです!







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