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自分だけで完結しない一対一

  • 執筆者の写真: サッカースクール regla
    サッカースクール regla
  • 2022年9月20日
  • 読了時間: 4分

 本日は、久しぶりにふれあいホールで練習をしました!

 台風が心配でしたが、行き帰りに雨が降ることもなく、無事に開催できて一安心です。


 本日の練習メニューは、前回から引き続き、守備を強化するための駆け引きの理解とボールコントロールです。

 守備を強化するのは、より質の高い一対一を行うためであり、駆け引きの種類を理解することで守備が強化されると共に、攻撃面でも相手を騙すという意識が生まれてきます。


 前回はDFが抜かれた時に、それが身体能力でやられたのか、駆け引きでやられたのかを選手たちが感じ取れるようになったところまでステップアップできました!

 なので、今回はそれを全員が共通認識として理解した上で、DF側はそれをやられないための工夫、OF側は相手を騙すための工夫という部分をテーマに、一対一を行いました。


 マーカーでゴールを二つ設置して、攻撃側の選手はどちらかをドリブル突破。

 守備側の選手はボールを奪って並んでいる選手にパスをしたら勝ちというゲームで、この練習自体は低学年のうちから行えるものです。


 しかし、身体能力や技術頼りのドリブル突破だけでなく、駆け引きで勝つという新たな一面を知ったことで、選手たちのプレーに変化が現れました!


 まず、DFは重心が崩れると相手に逆を突かれてしまうため、重心を安定させたまま素早く移動できるサイドステップを多用するようになりました!😲

 足だけでなく体で相手の動きに合わせようとするため、相手が突破を試みても、自然と足にボールがぶつかったり、体の競り合いに持ち込めるようになり、ボールを一発で取りに行って抜かれるひと月前の守備とは大違いです。

 もちろん、まだつま先の向きが揃ってしまって逆を突かれた時に反応できないことはあります。ですが、その時も駆け引きで負けたことと原因が分かっているので、悔しがったり、小さく笑いながら"してやられた"という表情を浮かべたりと、負けてもなお一対一を楽しめているのが伝わってきました!😆


 そして、攻撃側の変化はさらに大きいです!

 これまでは、自分の身体能力や技術に頼って突破することが多くありました。

 つまり、一対一で勝てるかどうかは、自分次第で完結していたのです。


 しかし、相手の重心を見て相手との駆け引きで勝つ、ということを知ってからは大違い!

 自然と顔が上がって相手の姿勢を見るようになり、何も言われていなくても、ボディフェイントや緩急を多用するようになりました!

 とくに、土のグラウンドが主流である少年サッカーでは、ボールが弾むため難しい技を試合中に実践することは難しいです。

 チャンスの時に素早く仕掛けて相手を抜くためには、この駆け引きという部分で勝つ必要があり、そのためのボディフェイントの重要さは、なかなか伝わりづらいものです。


 しかし、駆け引きというものを理解してしまえば、わざわざ教えなくとも、選手たちは自然とボディフェイントを多用するようになります!


 そして、これまで鍛えてきた考える力と組み合わさることで、駆け引きを"見る"ということ自体が勉強になります。

 普段は早く試合がしたい、ボールを蹴りたいと言っている選手たちの中から、今日はなんと、一対一の最中に「少し見ていたい」という選手が現れました!

 やる気がない、つまらないから見ていたいという訳ではなく、明確に観察、分析をして吸収しようという工夫のあらわれです!


 実際、その選手は一対一で負けた選手に「相手の方が足が速いから、今の抜き方は無理だよ」と声をかけていました。

 自分で完結していた一対一では気付けない、相手との差を理解した上でどう抜くかという実戦的な考えをしていたのです!

 そして、そのアドバイスを受けた選手は、次の対決で相手が左右に揺さぶる駆け引きをしている隙に、ボールが足から離れた瞬間を狙って足を伸ばし、相手がボールをコントロールできないように工夫していました! 


 そして、こうした駆け引きを通じて、ボールを見ずに自由にコントロールできるようになることがどれほど重要か、選手たちに自然と浸透していきます。

 これを見越して、本日からはアップの中に顔を上げた状態でのボールコントロールの時間を組み込んでいました。


 あとは、ボールを扱う技術が伸びれば一対一の駆け引きで有利になりますし、守備側はそれに対応するためにさらなる工夫が求められ、質の高い一対一を行えるようになります。

 駆け引きの種類も、左右の揺さぶりだけでなく前後の揺さぶり、緩急、タイミングをずらす、ボールの受け方、距離の詰め方など、まだまだ奥が深いです。


 しかし、観察して考えて真似をして工夫をするという力がついた選手たちなら、間違いなくそれらを吸収することができます。

 質の高い一対一を行うまでの循環を生み出すステップとしては、今月のテーマを達成できたのかなと思います!


 次回はゲームデー!

 最近、ケガでなかなか参加できない選手が増えて、少し寂しいですが、ぜひたくさんの友達を誘ってご参加ください!

 

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