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選手レベルの底上げ

  • 執筆者の写真: サッカースクール regla
    サッカースクール regla
  • 2022年12月23日
  • 読了時間: 6分

 本日は、今年最後の金曜日練習でした!

 終業式を終え、冬休みに入った選手たち。

 体験参加の選手1名に加えて、普段は用事で来られない選手が参加してくれたり、遅れてしか参加できない選手も、練習開始前から集まってくれるなど、さっそく冬休みの特別感を抱かせてくれました!

 中にはお礼のお手紙を書いて渡してくれた選手もいて、その子に目標を聞くと「次の試合で10点取る!」と言っていたので、僕もそれに応えられるような、より一層質の高い指導を心掛けていきます!笑



 さて、今日は普段は来られない選手が多く、27日にスクールのサッカー大会もあるので、この日は通常通りのメニュー組み立てで、少しだけ試合の時間を長く取りました!

 普段どんな練習をしているか体験してもらい、久しぶりに顔を合わせた仲間と上手く馴染めるようにする狙いです!

 自由に体を動かすためのメニューに加えて、ネットを使ったミート練習、リフティング、ハイボールのトラップ、細かいボールタッチ、顔を上げてのドリブル、1対1の対決をして、最後に試合の流れです。


 普段と違う特別な練習はしていないのですが、その分、選手たちのレベルアップを間近に感じることができました!

 リフティングは、自分のレベルに合わせてワンバウンドやノーバウンドを選手自身の判断で選択して取り組むように伝えています。

 幼いうちは、とにかくその場で一番難しい技にチャレンジしたがる傾向がありますが、選手にとって一番身になる練習は『自分にとって少しだけ難しい』レベルの練習です。

 そのことを伝え続けてきた成果か、パッと全体を見渡した時に、明らかに身の丈に合っていない無謀な練習をする選手はおらず、どの選手を見ても、しっかりとボールを捉える瞬間に集中して取り組めていました!

 自主的にインサイドでのリフティングを混ぜる選手や、体験参加にもかかわらず、自分の判断で左右交互にワンバウンドリフティングを行う選手の姿も!


 特にハイボールのトラップは目に見えて上達している選手が多く、天井ギリギリまで投げたボールを簡単に止めて見せたり、失敗したとしても止める瞬間の姿勢や当たっている場所は悪くなかったりと、平均レベルの上昇を感じました!



 特に驚かされたのが、ボールタッチの練習!

 前は上手い選手と苦手な選手との間に、かなりボールタッチの質に差がありました。

 それが、今や平均レベルの底上げによって、各種目で一番苦手としている選手の練習を見ても、ミスこそ出るものの触り方やポイントの意識は素晴らしく、少しずつリズムに乗ってボールを操れるようになってきました!

 弟と一緒に参加してくれている、サッカー未経験の選手ですら、得意な種目ではエース級の選手と同じか、下手するとそれ以上の質でボールを操れるまでに上手くなっていました!

 もちろん、上手い選手は上手い選手で、顔を上げてボールを見ずに動かす練習を自主的に始めるなど、すべての選手が『自分が上手くなるために必要な、次のステップ』というものを考えて取り組めているので、あとはかけた時間の違いだけ!

 質の高い練習のやり方は伝わっているようなので、家でボールをどれだけ触ったかが、上手い選手に追いつけるか、他の選手に追いつかれるかに繋がってくる段階です!



 顔を上げた状態で細かく、素早くボールを操るドリブルは、ボールタッチに比べると、まだまだ未熟な部分が目立ちます。

 8の字ドリブルでは、他の選手の動きやミスに合わせてとっさに対応できなければならないため、周りを見て考えながら無意識にボールを操れるようになる必要があります。

 そのための取り組みとして、今日はボールタッチの最後に『細かく、素早く、自由にボールに触る』練習を入れましたが、まだその域に到達できている選手は少ない様子。

 エース級の選手ですら他の選手とぶつかる場面が何度もあるのですから、見た目以上に難しい練習であることには間違いありません。

 ただ、早くプレーすることと、雑になることは違うという部分を伝えるだけで、選手たちの意識もドリブルの質も上がっていたので、ドリブルに関しては、まだ意識が選手に浸透しきっていないのかな、と感じました。

 意識が浸透するだけで、リフティングもボールタッチも明確に技術の向上が見て取れるので、ドリブルでも同じだけ高い意識を常に保てるようになってほしいですね!


 

 ボールタッチとドリブルの意識が浸透すれば、1対1で相手のことを観察し、考えて、見極める余裕が生まれてきます。

 そうなると、相手を左右に揺さぶったり、重心やタイミングをずらしたり、緩急を使うなどの工夫が生まれてきます。

 現状、ただ単にスピードで抜いたり、自分にできる最高の足技を繰り出すだけの1対1が多数みられますが、その工夫を行える段階まで選手の実力が上がれば、相手に合わせて使う技を変えて駆け引きをするレベルの高い1対1へ移行することができます!

 正直、駆け引きを知る・知らないで全くサッカーの質が違うので、少しでも早く選手たちをそのレベルにまで引き上げてあげたいですね!



 最後の試合は、いつも通り3チームの1点ゲーム。

 ここでも、低学年の選手やサッカーを始めたばかりの選手のレベルアップを感じました!

 まず、全体的に仲間がボールを持った時の立ち位置が素晴らしい!

 しっかりと相手がいない場所で声を出してボールを呼べるようになったため、余裕のある選手から順次、ドリブルだけでなくパスを交えて味方の決定機を演出するようなプレーが増えてきました!

 もちろん、ドリブルしながらパスを出せるだけの技術をまだ持っていない選手もいるので、パスサッカーができるようになったという訳ではないのですが、その技術を持っていないはずの選手たちですら、きちんと周りを見てより良い場所でボールを呼べるのは、すごいことです!


 次に、とっさのボールコントロール。ドリブルの練習についてお話したところで、無意識にボールを操ることがまだできていない、と書きましたが、それはミスなく完璧に操れる域には到達していない、というだけです。

 試合中、周りを見ながらインアウトの駆け引きを仕掛ける選手や、トラップしながら足裏を使ってターンをする選手、顔を上げた状態で相手が少ない広い場所へドリブルをする選手など、普段の練習で取り組んでいる技、意識しているポイントを本番の試合中に、自然と出せている場面が増えてきました!



 シュートも、これまではボールを上手く操れずに焦って無理な体制でシュートをするか、より良い姿勢でうとうとして相手に追いつかれるというミスが多くありました。

 しかし、今日は後者のミスは一度もありませんでした。

 というのも、守備の選手がシュートブロックのために戻ろうとすると、それに気付いたシュートを狙っている選手が、止めていては間に合わないと慌ててシュートを選ぶようになったためです!

 これまでは気付けていなかった部分に気付けているということは、あとは慌てずにプレーできるようになるまで慣れ、技術向上すれば良いだけの話。


 守備の質はまだまだ低いものの、それも練習していないために意識が浸透していないだけで、声をかければ改善されます!

 それよりは、視野が広がった結果、待つ場所が良くなったり、ドリブル一辺倒だった選手がワンツーを使ったり、蹴るだけだった選手が自信を持ってトラップしたり、遠慮気味だった選手がドリブルを狙ったりという効果が見られることの方が大事です!


 27日は今年最後の蹴りおさめ大会。

 選手も、兄弟も、友達も、保護者も、誰でも飛び入り歓迎で開催しますので、ぜひご参加ください!

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